アメリカのトランプ大統領と中国の習近平国家主席はきょう、9年ぶりに北京で首脳会談を行いました。現地から大橋記者の中継です。 およそ2時間15分にわたって行われた米中首脳会談では、台湾問題や貿易、イラン情勢を協議したとみられます。 トランプ大統領と習主席は会談に先立って行われた中国側の盛大な歓迎式典で握手を交わし、時折笑顔で談笑する姿を見せました。 その後、日本時間午前11時ごろから始まった首脳会談の冒頭では、互いに今回の会談の重要性を称え合いました。 中国国営メディアによりますと、会談の中でトランプ大統領は、テスラのイーロン・マスク氏やアップルのティム・クッキーを受け取り組み、 NVIDIAのジェンソン・ファン氏など同行している企業経営者たちを習主席に紹介したということです。 これに対して習主席は、中国の開放の扉は今後ますます大きく開かれていく。 中国側はアメリカが中国との互形協力を強化することを歓迎すると答え、アメリカ企業による対中投資を呼び掛けました。 また、習主席は台湾問題にも言及し、中米関係において最も重要な問題、 適切に処理できれば両国関係は全体として安定を維持できるが、処理を誤れば両国は衝突、 さらには対立に至り、中米関係全体を極めて危険な状況へと追い込むことになると述べました。 台湾への過去最大規模の武器売却を決定しているトランプ政権の警告とみられます。 今日の会談では、イラン情勢やウクライナ問題などについても意見交換を行ったほか、 今年中国で開催されるAPECでの首脳会談や、フロリダで行われるG20サミットの成功に向け、協力していくことで一致しました。 会談後、両首脳は北京にある世界遺産の天壇公園を訪問しました。 トランプ大統領は視察中に記者から会談内容について聞かれると、 素晴らしい場所だ。信じられないほど中国は美しい。と述べ、回答を避けました。 現在、トランプ大統領は滞在先のホテルに戻っているものとみられ、今夜晩餐会が行われます。 また明日はトランプ大統領と州主席によるお茶会とワーキングランチが行われる予定です。