気になる疑問やニュースのなぜを解き明かす ドーナのあだけさんです 子供のSNSの利用をめぐって身体的な影響ですとか 思わぬトラブルを防ぐために 今世界各国で年齢制限を設ける動きが加速しているんです そうなんですね トラブルで言いますと以前このコーナーでも イギリスでSNSに影響された子供が親を武器で脅す なんていうケースありましたよね ありました そのイギリスでこのSNS規制の議論というのが さらに加速しているんですね そこで今日のどうなのはこちらです 子供のSNSに門限 世界で規制広がる日本はについて見ていきます まずイギリス政府がその新たに発表した子供のSNS制限について見ていきますが 今月の15日イギリス政府が発表した内容によりますと 16歳と17歳の子供が午前0時から朝の6時まで この深夜の時間ですね にSNSを利用することを制限するとしました もともとイギリス政府 16歳未満のSNSの利用を禁止する方針を示していましたので 要は16歳になった途端に何の制限もなく保護措置がなくなることを防ぐと説明しています これらの措置というのが来年の春から実施する予定だというんです 利用時間の制限というのはすなわちこの門限というふうに例えているわけなんですね はい じゃあどうやって制限していくんですか はい政府の発表によりますとこんな方法だということなんですが 正直まだ詳しい情報出ていないんですけれども 16歳からその17歳が持つスマホの初期設定で この時間帯にSNSを利用できなくなるようにするですとか あとはSNS上って動画が自動で再生されていくような機能ありますよね これも無効にするというようなことを考えているというんですが ただ本人の希望で変更が可能だという話もありまして そのアプリの起動がどうやったらできなくなるのか 投稿閲覧がどうやったら制限されるのかなど 具体的な実装方法は今後明らかになる見込みだといいます どうやって実効性を担保するかというのが大切になってくると思うんですけど 午前0時から6時ってやっぱり子どもたちSNSからはちょっと話しておきたいと思いますもんね 睡眠に影響しますからね そうですよね こうした動き世界でも広がっているんですね まずEUではこの子どものSNSの利用に制限を設ける意向を示していまして やっぱりSNSというのの依存が子どもの心身の発達に悪影響を及ぼす可能性があるとして 0歳から2歳についてはSNSへの接触を全面的に禁止 また13歳未満は保護者など大人の監督課であれば一定時間利用を可能にするようにというところを 諮問機関が提言を行いました EUはこの提言を踏まえて秋頃までに具体的な制度案を公表する方針なんです こちらEUのお話でしたが 今度韓国では今月の16日まさに昨日ですね 14歳未満のSNSを制限することを検討するとしています そしてこちらは以前もお伝えしましたが オーストラリアでは去年の12月からですね 16歳未満のSNSの利用の原則的に禁止するなど 世界的にこうした動きが出ているというんです オーストラリアの取り組みは早いように感じるんですけれども 実際に効果はどのぐらい出ているんですか はいじゃあどのぐらいの効果が出ているか こんな調査結果があるというんですね オーストラリアのニューカッスル大学などが行った規制導入から3ヶ月後の調査ではですね なんと16歳未満の85%がSNSを利用していたというんです なぜなのかSNSの年齢確認というところが 自己申告だったために例えば青年月日を偽ったりですとか あとは友人や家族のアカウントを使用したりとして SNSを結局使っていたといいます 政府は先月ですねやっぱりこういった問題がプラットフォーム側にあるとしまして 罰則金をこれまでの2倍となるおよそ111億円に引き上げる方針を発表しています やっぱり自己申告と言ってしまうと強制力がちょっとないのかなという感じもしますけど でもオーストラリアを皮切りに各国でこういった議論が進んで 実際に規制も進んでますけど じゃあ日本は乗り遅れないようにという風になっちゃうんですけど そう思いますよね じゃあ日本の今の現状のこの姿勢ちょっと見ていきますと こちらです 以前もお伝えしましたが このSNSの規制の動きをめぐってはですね 総務省の有識者会議で示された報告書では SNS利用時のこの年齢制限というところについてやっぱり 多くが自己申告になっているということを踏まえますと 運営会社側にやっぱり年齢確認の厳格化 これを検討すべきだと報告書の中でまとめています ただ一律の年齢制限については プラットフォームごとにやっぱり設計が異なっているので 望ましくないとして 現段階においては慎重な姿勢を示しているというんです じゃあこうした背景に一体どのようなことがあるのか 2人の専門家に聞きました まず年齢制限をこの設けない方向性について 国際大学グローバルコミュニケーションセンターの山口教授は 2つの背景というところを指摘しています まず1つ目はやっぱり実効性の壁です これ年齢制限を設ける場合ですね 年齢を確かめなければなりませんよね じゃあどんな方法で例えばマイナンバーカードなのかなどなど これ方法を誤ってしまうと 情報管理などの新たなリスクを生む可能性があります まずこれが1つ目の壁です もう1つは失われるものの大きさというものもあると言います どういうことかというと 今やSNSというのは子どもにとっても 例えば情報収集したりですとか あとは表現また創作など社会参加の1つの手段にもなっていますよと あとは学校や家庭では相談しづらい悩みを打ち明けられる居場所にも なっている人もいるということで そういった機会を奪いかねないこういった壁があると言います 一方で慶応義塾大学のメディアコミュニケーション研究所 水谷淳教授は これ事業者側に安全な設計を求めていくことが大切だと指摘しています やっぱり信憑性の高い年齢確認の仕組みを導入することで 年齢に合ったサービスを受けられるようにすればいいじゃないかと 例えば16歳未満には一部機能の制限がかかりますけれども SNS自体は利用できる仕組みで 子どもをSNSから追い出すんじゃなくて やっぱり国が事業者に対して 自主的にこのリスクを考えた設計を求めていくことが大事だとしています ある種も中毒性の高い設計をほったらかしにする事業者側に 諸外国のように罰金なども措置も必要なのではないかと このように指摘されています ということで今日のどうなのは 子どものSNSに文言 世界で規制広がる日本はについて見てきましたが 世界中で子どものSNSの利用を規制する議論が進んでいますが やっぱり年齢制限を設けたオーストラリアでは 対象の8割以上がいまだにSNSを続けている実態が浮き彫りになっています そして日本では年齢制限よりも 事業者側に安全な設計を求めていく必要性というところを 専門家は指摘しています 今の子どもたちはこれからSNS全盛期を生きていくわけですから この規制というのを入り口に自制につなげてほしいなと思うんですよね 支配されるんじゃなくて使いこなせるようにしてほしいですよね あと親としても私自身小さな子どもにSNS見せることありますけど これでいいんだろうかどうなのと しっかり一度立ち止まって考えてみたいと思います 音楽 音楽